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【楽天Vの法則・下】“絶対守護神”をつくれ

【楽天Vの法則・下】“絶対守護神”をつくれ

 楽天先発陣の安定度アップは前回お送りした通りだが、毎年の懸念材料はリリーフ陣。絶対的な存在がいないため、九回からの逆算もままならない。成績をみても年々バラバラ。リリーフ陣の充実は、2年連続Aクラスに絶対欠かせない。ここは新戦力の出来次第か?

 〔1〕昨年、チームでセーブ(S)を記録した投手は10Sの福盛を筆頭に7人。5位に終わった一昨年と同数だ。日本ハムは武田久(34S)ひとり。ソフトバンクは馬原(29S)とファルケンボーグ(1S)の2人。パ・リーグ3強でみると、楽天の7人は異常(?)ともいえる。

 後半は福盛の復帰で抑えはほぼ固定され、同投手も無傷の7連勝を記録するなど“ツキ”を運んできた。しかし、安定感という意味での印象は薄い。

 〔2〕救援防御率は一昨年の3・63から4・28に悪化して12球団中9位。先発防御率は年々改善されてきているが、救援陣は良かったり悪かったりを繰り返し、なかなか改善されない。救援陣で防御率が1点台以下の投手はおらず、信頼できるセットアッパーもいない。新戦力としてツインズから160キロ右腕のモリーヨを獲得した。これがピタリとはまれば、中継ぎは福盛を加えて厚みを増す。まだ見ぬ豪腕に最後を託すのは危険かもしれないが、ここはチーム編成の担当者を信じるしかない。

 〔3〕昨年はレギュラーシーズンの逆転負けが25度とパ・リーグ最少だった。しかし、このうち七回以降の終盤に相手に決勝点を奪われたのが17度。クライマックスシリーズ第2ステージ(対日本ハム)の第1戦は、九回表終了時に4点差ありながら、スレッジの逆転満塁弾でサヨナラ負けを喫した。こんな悪夢の再現は、だれも見たくない。楽天のアキレス腱(けん)はリリーフ陣であることは明らかなのだから“絶対守護神”を早めに見極めてシーズンに臨みたい。

 楽天Vの法則は、勝利の方程式を解き明かして完成をみる。(福井靖)


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